こんにちは、FRP防水相談窓口のTAKAです。
ベランダの防水工事を考えたとき、意外と気になるのがエアコンの室外機です。床の上に大きな室外機が乗っていると、「このままでも防水できるのか」「自分で端に寄せたほうがいいのか」「別料金になるのか」と迷いますよね。

ベランダに室外機が置いたままなんですが、このままで防水工事ってできるんでしょうか…?
私は防水工事の現場で、室外機が置かれたベランダを何度も施工してきました。現場では、配管をつないだまま少しずつ移動するケースもあれば、専用の台などで浮かせるケース、エアコン業者に一時撤去してもらうケースもあります。室外機があるから防水工事ができない、というわけではありません。



大切なのは「どの方法で室外機を処理して防水するのか」を、工事前にはっきりさせておくことですよ。
ただし、施主さんが自己判断で室外機を持ち上げたり、大きく引っ張ったりするのはおすすめしません。室外機には冷媒配管や電線、ドレンホースなどがつながっており、無理に動かすと別のトラブルにつながる可能性があるからです。
- 室外機があっても防水工事できる条件
- 室外機を移動・浮かせる主な方法
- 追加費用が発生しやすいケース
- 工事前に業者へ確認するポイント
見積もりの段階で「室外機をどう処理して防水するのか」「追加費用はいくらか」「工事中にエアコンを使えるのか」の3点を確認しておくと、工事当日の行き違いをかなり防げます。
室外機があっても防水工事はできる


ベランダに室外機が置かれていても、多くの現場では防水工事が可能です。ただ、室外機の脚の下や裏側まで防水層をきちんと施工するには、施工中に何らかの方法で室外機を動かす必要があります。
室外機の下まで施工するのが基本
防水工事は、見えている床だけきれいに塗れば終わりではありません。床面を連続した防水層にすることが大切なので、室外機の脚の周囲だけを避けて施工すると、そこだけ古い防水層が残ったり、下地処理が十分にできなかったりします。
特にFRP防水の改修では、既存面の状態を確認したうえで研磨や清掃、下地処理を行い、その上に新しい防水層やトップコートを施工します。室外機が床に置かれたままだと、脚の真下や壁際に工具やローラーが届きません。
そのため実際の現場では、室外機を施工範囲の中で少しずつ移動しながら作業する、または一時的に浮かせて下を施工するといった方法を取ります。配管の長さや室外機の重量、ベランダの広さによって対応は変わります。


そもそも防水工事で何をするのか、工法ごとの違いから知りたい方は以下の記事を参考にしてください。


置いたまま避けて塗る方法は要注意
「室外機は重いから、その周りだけ塗ればいいのでは」と思うかもしれません。ただ、防水職人の立場から見ると、室外機の下だけ施工しない方法はできるだけ避けたいところです。
室外機の下は普段ほとんど見えません。そのぶん、汚れや湿気がたまりやすく、防水層の劣化やひび割れに気づきにくい場所でもあります。防水工事のタイミングで確認できるなら、脚の下まで一度チェックしたほうが安心です。
また、既存防水の劣化が室外機の下まで続いている場合、見える部分だけ新しくしても改修として不十分になることがあります。「室外機の下は施工しません」という見積もりなら、なぜ施工しないのか、将来どんな影響が考えられるのかまで確認してください。



室外機がある現場ほど、工事前の写真確認が大切です。配管の余裕、脚の位置、排水口との距離、ベランダの幅を見るだけでも、動かしながら施工できそうか、一時撤去が必要そうかの判断材料になります。
室外機を動かす主な方法


室外機への対応は大きく分けると、配管をつないだまま移動する方法、浮かせて施工する方法、エアコン業者が一時撤去する方法があります。どれが正解かは現場条件で変わります。
配管をつないだまま少しずつ移動
ベランダにある程度の広さがあり、配管にも無理のない余裕がある場合は、室外機を配管につないだまま施工範囲内で少しずつ移動する方法があります。まず片側を施工し、硬化や乾燥の状態を見ながら位置を変え、残りを施工するイメージです。
| メリット | 無理ができないケース |
|---|---|
| 冷媒配管を取り外さずに済む可能性がある 大掛かりなエアコン工事を行わずに済む 防水業者側で対応できる現場もある | 配管が短い 壁際で余裕がない 化粧カバーで固定されている 室外機が大型で重い |
ただし、室外機を動かせる距離は配管の長さと取り回し次第です。数十センチ動かしたいだけでも、配管に強い力がかかるなら別の方法を考えます。
室外機を一時的に浮かせて施工
移動させるスペースが少ないベランダでは、室外機を専用の支持方法で一時的に浮かせ、床との間に作業空間をつくって施工することもあります。
この方法なら、狭いベランダでも室外機の下まで施工しやすくなります。ただし、室外機を不安定な状態で持ち上げればいいわけではありません。重量を安全に支えられること、配管に無理な曲げや引っ張りを加えないこと、作業中に転倒させないことが前提です。
防水材によっては施工後すぐに荷重をかけられない場合もあります。そのため、室外機をいつ元の位置へ戻せるかは、防水材の種類、気温、施工工程、硬化状況を見ながら判断します。
エアコン業者が一時撤去して復旧
配管に余裕がない、室外機を安全に逃がす場所がない、床全面の下地を大きく直す必要がある。このような現場では、エアコン業者に室外機を一時的に取り外してもらうことがあります。
室外機を配管から外す場合、単にナットを外して持ち上げるだけではありません。冷媒を適切に扱い、配管や電気系統を処理し、防水工事後に再接続して動作確認する必要があります。ここは防水職人だけで無理に触る範囲ではなく、空調設備の専門業者と連携する部分です。
一時撤去が必要になると、その分だけ日程調整と費用が増える可能性があります。ただ、下地全面の張り替えや大きな改修が必要な現場では、室外機を完全に外したほうが作業しやすく、仕上がりも確認しやすくなります。
3つの対応方法を、向いているケースと注意点で並べると次のとおりです。
| 対応方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 少しずつ移動 | ベランダに余裕があり配管も動かせる | 配管を引っ張らない |
| 一時的に浮かす | 逃がすスペースが少ない | 安全な支持と荷重管理が必要 |
| 一時撤去 | 全面改修や下地交換が必要 | エアコン業者の作業費が加わる場合がある |



どの方法になるかは、素人目には判断がつかないですね…



そこは現地調査でプロが判断する部分です。施主さんは「どの方法で施工するか」を聞いておけば大丈夫ですよ。
室外機を自分で動かさない理由


室外機は見た目以上に扱いが繊細です。「少し横にずらすだけだから」と自分で動かしたくなる気持ちは分かりますが、私はおすすめしていません。
冷媒配管を傷める可能性がある
室内機と室外機の間には、冷媒が通る銅管がつながっています。室外機を大きく引っ張ったり、ひねったりすると、その配管や接続部に負荷がかかります。
ダイキン工業も、災害などで室外機が転倒・位置ずれした場合、自分で動かすことで冷媒配管に負荷がかかり、亀裂や穴から冷媒が漏れる可能性があるとして、販売店への相談を案内しています。防水工事で室外機を移動するときも、配管へ無理な力をかけないという考え方は同じです。
室外機を持ち上げる前に確認
- 冷媒配管
- 電線
- ドレンホース
- 固定金具・化粧カバー
本体だけを見て判断せず、これらまで含めて確認する必要があります。引っかかりがある状態で無理に動かさないでください。
電線やドレンホースにも注意が必要
室外機の周囲には冷媒配管だけでなく、電源や連絡線、ドレンホースが通っていることがあります。床を移動させる際に踏んだり、引っ掛けたり、折り曲げたりすると、エアコン本体以外のトラブルにつながる可能性があります。
また、室外機の脚がブロックや架台に固定されている場合もあります。固定状態を確認せずに持ち上げると、本体が傾いたり、手を挟んだりする危険もあります。
防水工事前に施主さんがやることは、室外機そのものを動かすことではありません。植木鉢、物干し、収納ケース、すのこなど、安全に片付けられる物だけをベランダから撤去しておく。室外機は工事業者に確認してもらう。これで十分です。



ベランダの小物を片付けておいてもらえるだけでも、当日の作業はぐっとスムーズになりますよ。
室外機対応の追加費用はどう決まる


室外機がある防水工事で追加費用がかかるかは、室外機をどの方法で処理するかによって変わります。防水業者だけで安全に対応できるケースと、エアコン業者の作業が必要なケースを分けて考えると分かりやすいです。
防水業者だけで対応できる場合
配管を外さず、室外機を少しずつ移動したり、安全に浮かせたりできる場合は、防水工事の作業内として対応する会社もあります。一方で、重量物移動費や室外機移動費として別項目にする会社もあるでしょう。
ここは会社ごとの見積もり方法が違うので、「室外機あり」と伝えただけでは正確な比較ができません。同じ工事金額でも、室外機の下まで施工する会社と、周囲だけ施工する会社では内容が違います。
比較するときは金額だけでなく、「室外機の下をどこまで施工するか」を見積書や現地調査時の説明で確認してください。
エアコン業者が必要なら別料金になりやすい
冷媒配管を外して室外機を一時撤去し、防水工事後に再設置する場合は、エアコン業者の作業費が別にかかることが一般的です。
料金は地域、機種、設置条件、配管の再利用可否、配管延長の有無、室外機の搬出入方法などで変わります。市場の料金例では、室外機だけの比較的簡単な移動で1万円台から、取り外し・再設置や配管の追加が絡むと2万〜3万円以上になるケースも見られます。ただし、これはあくまで一般的な目安で、現場の見積もりが優先です。
さらに、古いエアコンでは配管を触ったことをきっかけに交換部材が必要になる場合もあります。逆に、配管を外さずに安全に施工できれば、空調業者の費用自体が不要なこともあります。
「室外機対応一式」とだけ書かれていたら、移動だけなのか、浮かせる作業なのか、エアコン業者の撤去復旧まで含むのかを確認しましょう。工事後の追加請求を避けやすくなります。
防水工事の費用と分けて確認する
ベランダ防水そのものの費用は、面積だけで決まりません。既存防水の状態、下地補修、立ち上がり、排水口、撤去の有無などで変わります。室外機対応は、そこに加わる付帯作業として見たほうが分かりやすいです。
見積もりを2〜3社で比べるなら、防水面積や工法だけでなく、室外機対応、下地補修、排水口まわり、廃材処分などの条件をそろえて比べることが大切です。条件が違う見積もりを総額だけで比べても、どちらが適正なのか判断しにくくなります。
FRP防水そのものの費用相場や見積書の見方は、以下の記事で詳しく解説しています。


\室外機ありの条件でまとめて相談/
問い合わせ時に「ベランダに室外機あり」と伝えると、条件をそろえた比較がしやすくなります。
工事中にエアコンは使えるのか


夏場や冬場の工事では、ここがかなり重要です。室外機がつながったままでも、工事中ずっとエアコンを使えるとは限りません。
室外機を動かす時間は停止が基本
防水作業のため室外機を動かしている最中や、仮の位置で不安定になっているときは、運転を止めるよう案内されることがあります。作業者が本体の近くで施工している状況では、吹き出し風や振動が作業に影響する場合もあります。
また、一時撤去する場合は当然その間はエアコンを使えません。夏の猛暑日、乳幼児や高齢者、ペットがいる家庭では、施工日を決める前に使用停止時間を必ず確認したいところです。
防水材の施工環境にも影響する
防水工事は、下地を乾燥させ、材料ごとの施工条件を守ることが重要です。FRP防水では、雨や結露、濡れた下地などが付着不良や硬化不良につながる可能性があります。
室外機から出る風が施工面へ直接当たる配置では、ホコリが舞ったり、材料の乾き方に影響したりすることも考えられます。そのため、エアコンが物理的に動く状態でも、職人が施工中の使用を控えてほしいと判断することがあります。
「エアコンは使えますか」だけでなく、何時から何時まで止める可能性があるかまで聞いておくと生活の予定を立てやすいでしょう。



真夏のベランダ防水では、エアコン停止の有無を軽く考えないほうがいいです。工事当日に初めて「今日は数時間使えません」となると困ります。現地調査のときに必ず聞いておきましょう。
室外機まわりで確認したい場所


室外機があるベランダでは、本体を動かすことだけでなく、その周囲の防水状態を見ることも大切です。普段隠れている部分だからこそ、防水工事の機会に確認しておきます。
室外機の脚と架台の下
室外機の脚や架台が防水面に長く接していると、その周辺は汚れや湿気がたまりやすくなります。脚の跡が付いているだけなら直ちに雨漏りという話ではありませんが、トップコートが摩耗していたり、防水層に割れがあったりすれば補修の対象です。
再設置する際は、施工した防水層を傷つけないように戻すことも大切です。硬化前に重い室外機を置けば跡が付く可能性があるため、施工業者の指示した復旧時期を守ってください。
脚まわりのひび割れが気になる場合は、以下の記事で症状の見分け方を確認してみてください。


排水口とドレンホースの位置
ベランダでは雨水を流す排水口と、エアコンのドレンホースが近いことがあります。ドレンホースの先端が泥やゴミに埋もれていたり、排水口の掃除を邪魔していたりすると、日常の排水管理がしにくくなります。
防水工事では排水口まわりも重要な施工箇所です。室外機を動かしたタイミングで、排水口の劣化、周囲の浮き、ひび割れ、ゴミ詰まりも一緒に確認してもらうといいでしょう。
ベランダ床に水が残りやすい場合は、室外機の設置位置だけでなく床の勾配や排水経路が関係していることもあります。防水工事だけで解決できる内容なのか、下地調整まで必要なのかを現地で見てもらってください。
床の水たまりが気になる方は、原因と直し方をまとめた以下の記事も参考にしてください。


配管カバーと壁際の取り合い
室外機から伸びる配管は、壁際を通っていることが多いです。防水層の立ち上がり部分や外壁との取り合い近くに配管カバーがあると、工具やローラーが入りにくいケースがあります。
無理に配管カバーを外せばいいわけではありません。防水工事でどこまで触るのか、エアコン業者の作業が必要なのかを事前に分けておくことが大切です。


見積もり前に確認するポイント


室外機があるベランダ防水では、工事が始まってから対応方法を決めるより、現地調査と見積もりの段階で決めておくほうがスムーズです。
室外機対応が見積もりに含まれるか
最初に聞きたいのは、「この室外機はどうやって施工しますか」です。少しずつ動かすのか、浮かせるのか、一時撤去するのか。方法が分かれば、追加費用の有無も確認しやすくなります。
さらに、室外機の下まで防水するか、室外機を元の位置に戻す作業まで含むか、エアコン業者の手配は誰が行うかも聞いてください。ここが曖昧なままだと、工事直前に別料金が必要になる場合があります。
エアコンを使えない時間を確認する
工事中の生活への影響も大事です。特に夏と冬は、エアコン停止時間が長いとかなり困ります。
施工日は一日中停止なのか、一時的な停止だけなのか。一時撤去なら何日後に復旧するのか。天候で防水工事が延期されたとき、エアコンの復旧日もずれるのか。このあたりまで確認すると安心です。



そこまで細かく聞いてもいいものなんでしょうか…?



もちろんです。生活に直結する部分なので、遠慮せず聞いてもらって構いませんよ。
写真を送って事前に相談する
問い合わせの段階で、ベランダ全体と室外機まわりの写真を送れるなら送っておきましょう。正面だけでなく、室外機の左右、配管が壁に入る部分、脚の周囲、排水口まで写っていると判断しやすいです。
ただし、写真だけで最終判断できないこともあります。配管の固定状態や下地の劣化は現地で見ないと分からないため、最終的な施工方法と費用は現地調査後の見積もりで確認してください。
- 室外機を動かす・浮かす・撤去するのどれか
- 室外機の下まで防水するか
- 室外機対応の追加費用はいくらか
- エアコン業者の手配は誰が行うか
- 工事中にエアコンを使えない時間はあるか
- 施工後いつ室外機を元へ戻せるか
複数社へ見積もりを依頼する場合は、こうした条件までそろえて比べるのがおすすめです。防水工事セレクトナビを利用する場合も、問い合わせ時に「ベランダに室外機あり」と伝え、室外機対応まで含めた見積もりを希望すると話が早いでしょう。
\条件をそろえて比べるのが失敗しないコツ/
現地調査のうえで、施工方法と追加費用を確認できます。
室外機がある防水工事の注意点


室外機があるからといって特殊な工事になるとは限りません。ただ、狭いベランダや大型機種、短い配管、下地の全面改修など、条件が重なると難易度は上がります。
工事当日に初めて相談しない
一番避けたいのは、職人が来てから「室外機どうしますか」となることです。防水業者だけでは動かせず、その日にエアコン業者も呼べないとなれば、工事自体が予定どおり進まない可能性があります。
現地調査をした会社なら、通常は室外機の存在を確認できるはずです。見積もりに対応方法が書かれていない場合は、契約前に一言確認しておきましょう。
新しい防水層を傷つけない
防水工事が終わった直後は、見た目が乾いていても材料内部まで十分に硬化していないことがあります。そこへ重量のある室外機を引きずれば、トップコートに傷が付いたり、脚の跡が残ったりする可能性があります。
室外機を戻すタイミングは職人の指示に従い、引きずらずに設置します。必要に応じて適切な架台や保護方法を検討しますが、ゴム板などを適当に敷けば何でも良いというわけではありません。使用する防水材との相性や排水性も見てもらってください。
古い室外機は撤去時のリスクも確認
長年使用したエアコンでは、室外機や配管も経年劣化しています。防水工事のために一度配管を外したあと、必ず同じ状態で再利用できるとは限りません。
古い機種を一時撤去する場合は、次の3点を事前に聞いておくと安心です。
- 復旧できない場合の扱い
- 追加部材が必要な場合の費用
- 工事後の動作確認
防水工事とエアコン工事の責任範囲も分けて確認してください。
室外機と防水工事のよくある質問
- 室外機を置いたままベランダ防水はできますか?
-
室外機があっても防水工事は可能なことが多いです。ただし、脚の下まで施工するため、配管をつないだまま少しずつ動かす、浮かせる、一時撤去するなどの対応が必要になります。現場条件で方法が変わるため、見積もり時に確認してください。
- 室外機を自分で横にずらしても大丈夫ですか?
-
おすすめしません。冷媒配管や電線、ドレンホースなどに負荷をかける可能性があります。数十センチの移動でも配管の取り回しによっては無理がかかるため、防水業者またはエアコン業者に任せてください。
- 室外機の移動費は防水工事代に含まれますか?
-
会社と施工方法によります。防水業者が配管を外さず対応できる場合は工事費に含むケースもありますが、エアコン業者による一時撤去・再設置が必要なら別料金になることが多いです。契約前に見積書の内訳を確認してください。
- 防水工事中もエアコンは使えますか?
-
使用できる時間帯もありますが、室外機を動かす作業中や一時撤去中は使えません。また、施工状況によっては室外機の風や振動を避けるため停止をお願いする場合があります。真夏や真冬は、停止時間を工事前に確認しておきましょう。
- 室外機の下だけ防水しなくても問題ありませんか?
-
既存防水の状態によりますが、全面改修なら室外機の下も確認して施工するのが基本です。下だけ古い防水層を残すと、その部分の劣化を見逃す可能性があります。施工しない提案を受けた場合は、理由と将来の補修方法まで確認してください。
まとめ


ベランダにエアコン室外機があっても、防水工事はできます。ポイントは、室外機を「邪魔な物」として無理に動かすのではなく、配管や設置条件を見ながら安全な方法を選ぶことです。
- 室外機の下まで施工するなら移動や浮かせ作業が必要
- 配管につないだまま対応できる現場もある
- 難しい場合はエアコン業者による一時撤去を検討する
- 施主が自己判断で室外機を大きく動かさない
- 追加費用とエアコン停止時間を見積もり前に確認する
防水工事で大切なのは、工事当日の勢いで何とかすることではなく、現地調査の段階で室外機まで含めて施工計画を決めておくことです。室外機の下をどう施工するのかまで説明してくれる業者なら、見積もり内容も比較しやすくなります。
なお、費用や施工可否はベランダの広さ、既存防水、配管の状態、室外機の機種によって変わります。記事内の金額は一般的な目安として考え、正確な費用は現地調査後の見積もりで確認してください。エアコンの取り外しや冷媒配管を扱う作業については、最終的な判断を専門業者へ相談するのが安全です。



見積もりを取るときは「室外機の下まで施工しますか?」と一言聞いてみてください。この質問だけでも、工事範囲と追加費用がかなり見えやすくなります。
防水工事セレクトナビを利用する場合は、「ベランダにエアコン室外機あり」「室外機の下まで施工希望」と最初に伝えて、室外機対応を含めた条件で比較してみてください。
\まずは現地調査からでもOK/
室外機の写真を用意しておくと、相談がスムーズに進みます。










