【千葉県船橋市|新築FRP防水工事施工事例】

千葉県船橋市の新築住宅で、ベランダのFRP防水工事を行いました。
今回はケイカル板下地からの新規施工です。現場は直射日光が強かったため、ブルーシートで日差しを遮りながら施工しました。FRP防水は施工時の環境にも仕上がりが左右されるため、下地だけでなく気温や日当たりにも注意して作業を進めています。

目次

施工概要

  • 施工箇所:ベランダ
  • 施工内容:FRP防水工事
  • 施工期間:1日
  • 施工者:TAKA

施工前の状態

新築ベランダのFRP防水工事施工前の下地

新築ベランダのFRP防水施工前。床面に防水下地となるボードが張られ、これから防水施工を始める状態です。

今回の現場は既存防水の改修ではなく、新築住宅のベランダへ新しくFRP防水を施工する工事です。

床面はケイカル板を使用した下地で、既存防水の剥がれやひび割れなどの劣化症状はありません。

新築の場合でも、防水工事では下地の状態を確認することが大切です。
防水層は下地の上につくられるため、下地の状態や施工環境が仕上がりに影響します。

特に今回気を付けたのが直射日光です。

施工場所に強い日差しが当たっていたため、ブルーシートを設置して直射日光を避けながら作業しました。FRPは樹脂を硬化させて防水層をつくる工法なので、施工中の環境にも注意が必要です。

新築だからそのまま施工するのではなく、下地と施工環境を確認してから工程を進めています。

今回行った施工内容

工程1 施工前

まずはFRP防水を施工する前の状態を確認します。

今回の床下地はケイカル板です。新築工事のため防水層の劣化を確認する工程ではありませんが、これから防水層を形成する下地に問題がないかを見る大切な段階です。

また、現場には強い直射日光が入っていました。そのまま作業すると硬化状態に影響する可能性があるため、ブルーシートで日差しを遮って施工環境を整えました。

工程2 下地処理・プライマー

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新築ベランダのFRP防水で下地処理とプライマー塗布を行った状態

下地処理を行い、FRP防水材を密着させるためのプライマーを塗布した状態です。立ち上がりや入隅部分も防水施工に向けて処理されています

続いて、下地処理とプライマー施工を行います。

プライマーとは、下地とその上に施工する防水層を密着させるための下塗り材です。

FRP防水は表面だけきれいに仕上げればよいわけではありません。防水層が下地にきちんと密着していることが重要なので、その土台となる下地処理とプライマー施工は丁寧に進めます。

使用材料名・乾燥時間・塗布回数については**※要確認**です。

工程3 積層完了

新築ベランダのFRP防水でガラスマットの積層が完了した状態

ガラスマットに樹脂を含浸させるFRPの積層作業が完了した状態です。床面から立ち上がりまで一体的に防水層が形成されています。

下地の準備後、FRP防水の積層を行いました。

FRPとは「繊維強化プラスチック」のことで、ガラス繊維などを樹脂と組み合わせて防水層を形成する工法です。

この積層部分が、ベランダへ入った雨水を建物内部へ通さないための主要な防水層になります。

床面だけを見るのではなく、立ち上がり部分なども含めて防水層を形成していくことが重要です。

使用材料名・積層回数については**※要確認**です。

工程4 中塗り・トップコート

新築ベランダのFRP防水で中塗りとトップコートを施工した仕上がり

FRP防水層の上に中塗り・トップコートを施工し、床面と立ち上がりを仕上げた状態です。

FRPの積層が完了した後、中塗り・トップコートの工程を行いました。

トップコートは、FRP防水層の表面を保護するための仕上げ層です。今回の写真では、ベランダの床から立ち上がりまでグレー系の仕上がりになっています。

防水工事では、見た目だけではなく床面と立ち上がり部分が連続した状態で仕上がっているかも確認します。

使用材料名・乾燥時間・塗布回数については**※要確認**です。

工程5 ドレン・オーバーフロー確認

防水施工後のドレンとオーバーフロー部分を確認している様子です。排水まわりまで防水層がきれいに納まっています。

最後に、ドレンとオーバーフロー部分を確認します。

ドレンはベランダに降った雨水を排出する重要な部分で、オーバーフローも万が一水位が上がった際の排水に関係する箇所です。

そのため私は、ドレンまわりは毎現場しっかりチェックするようにしています。

防水面がきれいでも、排水に関わる部分に問題があれば安心できません。細かな部分ですが、防水工事では特に注意して確認するポイントです。

施工後

FRP防水施工後は、床面から立ち上がりまで一体感のある防水面に仕上がりました。

今回のような新築工事では「傷んだ防水を直す」のではなく、これから建物を雨水から守る防水層を最初につくる工事になります。

そのため、仕上がった表面だけを見るのではなく、下地処理・FRPの積層・トップコート、そしてドレンやオーバーフローまで順番に確認することが大切です。

特に排水まわりは、完成すると普段あまり気にされない場所ですが、防水職人としては最後まで確認しておきたいポイントです。

Before・After比較

Before

After

比較項目施工前施工後
見た目ケイカル板下地が露出した状態FRP防水とトップコートで仕上げた状態
防水性能防水施工前FRP防水層を形成
耐久性防水層がないため評価対象外防水層と表面保護層を施工

今回の施工で職人として注意したポイント

今回、私が特に気を遣ったのは直射日光への対応と、ドレン・オーバーフローの確認です。

現場は日差しが強く、そのままでは施工面に直射日光が当たる状態でした。FRP防水は樹脂を硬化させながら施工するため、私はこうした現場では材料を塗ることだけではなく、施工する環境まで見ながら判断しています。

そこで今回はブルーシートを掛け、直射日光を避けながら作業しました。

もう一つが排水部分です。

ドレンは雨水が集まる場所なので、私は毎現場かなり意識して見ています。床面がきれいに仕上がっていても、こうした細部を確認せずに終わらせることはありません。

完成すると見えにくくなる部分ほど、施工中にしっかり確認する。
これは新築でも改修でも変わらず大切にしていることです。

同じような症状がある場合

今回は新築施工ですが、すでにFRP防水が施工されているベランダでも、トップコートの剥がれやひび割れ、ドレンまわりの傷みなどが見られることがあります。

症状によってトップコートの塗り替えで対応できる場合と、防水層から確認した方がよい場合があるため、まず現在の状態を確認することが大切です。

FRP防水の仕組みや耐久性、メリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

「この状態なら工事が必要なのか分からない」という段階でも問題ありません。
ベランダの状態が気になる場合は、写真などを確認しながら施工方法を一緒に考えていきます。

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